これは、小さな出来事から思いついたプログラムです。
その日、私は、「自分を探す」ことは不可能なのだと気づきました。
現実的、物理的にはです。
だって、無理でしょう?
自分の目で、
「自分の一部を見る」ことはできても、
「自分の全てを自分で見ることはできません」
自分の手で、
「自分の一部を触る」ことはできても、
「自分の全てを触ることはできません」
そして、また気づきました。
「自分の人生には一体どんな意味があるのか知る」ことも不可能なのだと。
人生の一部、すでに過ぎてしまった過去になら、
意味づけすることができます。
ああ、あれは、こういう意味だったんだな。
けれど、「人生」という時、
もしもその人生が、人生全体を指しているなら?
現実的にそれを眺めることができるのは、その人が最後の一呼吸をする瞬間です。
まだ起きていないものにできることは、
「自分であらかじめ意味を設定する」ことだけです。
これがですね、意外と力を発揮します。
もしも、自分や人生の意味を探し続けたなら、
あっという間に、人生は終わってしまうだろうと私は思いました。
どちらも見つけられないままに。
そして、私は、この10年ちょっとの間、
自分の目の前に座ってこられた人たちが望んでいたことはなんなのだろう?と、
初めて本気で考えてみました。
何を語ってはったんやろう?
何を望んで、私のところに来はったんやろう?
「人生を哲学すること」だったんとちゃう?
そう思いました。
というわけで、2023年。
変わりゆく時代の中を生きる愛すべきみなさんが
「人生を哲学する」のをお手伝いするプランを
試しにご用意してみることにしました。
テーマはなんでも結構です。
その人の人生に登場する「人生の哲学」
いかに生きるか?
いかに死ぬか?
いかに働くか?
いかに悩むか?
いかに考えるか?
そして、それらは一体なんのためなのか?
それを考えることで、一体何が起きるのか?
それを悩んでいることには、一体、なんの意味があるのか?
どうして、自分は、それが欲しいのか?
自分の中はどういう仕組みになっているのか?
2023年中はトライアル価格でお届けします。
「自分のことは自分で考えたい」
大人な皆様からのお申し込みをお待ちしております。